鳥類
1. オシドリ |
2. ササゴイ |
3. チュウサギ |
4. セイタカシギ |
5. タマシギ |
6. サシバ |
7. クマタカ |
8. フクロウ |
9. アオバズク |
10. カワセミ |
オシドリ
福知山市内には秋から冬にかけて、由良川、土師川、牧川、二瀬川などの河川や山間部のため池に、少数が群れで生息します。まれに夏期の観察記録もありますが、繁殖は確認されていません。
オシドリ夫婦というと仲睦まじい夫婦の代名詞ですが、実は、つがいの相手は毎年代わっているといいます。
ササゴイ
福知山市内には夏に渡ってきて、土師川や和久川などに少数が生息していました。市街地の街路樹にササゴイだけの小さなコロニーをつくり10年以上繁殖していましたが、2023年に街路樹が伐採され、コロニーは消失しました。
チュウサギ
福知山市内には夏に渡ってきて、水田や河川に少数が生息します。ダイサギやアオサギなど他のサギ類と一緒にコロニーをつくり繁殖します。
現在、音無瀬橋上流の明智藪が由良川流域最大のサギ類のコロニーとなっています。
セイタカシギ
福知山市内には春秋の渡りの時期に、まれな旅鳥として東部の水田や由良川に生息します。これまでの滞在は、いずれも2〜3日と短期間です。
ピンクの長い足をもったセイタカシギは、すらっとした体型で「水辺の貴婦人」と呼ばれています。
タマシギ
福知山市内には夏期に東部の水田に少数が生息していました。由良川の河川敷での観察記録もあります。地上に枯れ草を敷いて営巣します。
一妻多夫性の繁殖をおこない、巣づくり、抱卵、子育ては全てオスが行います。メスは産卵を終えると、次のオスを求めて移動するといいます。
サシバ
福知山市内には夏に渡ってきて、大江町、夜久野町、三和町などの里山に、ごく少数が生息します。主にアカマツ、スギなどの針葉樹に営巣します。林縁部、水田畔、草地などで、ヘビ、トカゲ、カエル、ネズミ、昆虫などを捕食します。
秋の渡りの時期には、烏ケ岳の頂上で、少数が渡っていくのを観察することができます。
里山環境が失われ、近年減少しています。
クマタカ
福知山市内には大江山などに、ごく少数が生息しています。夜久野町や三和町でも観察記録があります。冬期には稀に由良川河川敷で見ることもあります。
森林生態系の頂点に立つクマタカは豊かな自然の象徴です。
フクロウ
アオバズク
カワセミ